注意!
ファイアウォールにポートを空けるということは、セキュリティーで守られている防御壁に対して言わば故意に穴を開けることになります。
したがって、当然のことながらセキュリティーの低下にも繋がります。
セキュリティー対策を詳しく知ってくださいとまでは言いませんが、ポート開放を行う前に、最低限の知識と、最低限の自己防衛策だけは必ず知っておいてください。
以下サイトに必要最低限のセキュリティー対策が明記してありますので、必ず目を通してからポート開放を行うようにしてください。
NTT │ COREGA │ BUFFALO │ Yahoo! BB │ NEC Ateam │ 二重ルータ │
COREGA(コレガ)製ルータ以外のルータを使用の際は、ローカルIPアドレスの固定が必修作業となります。
ローカルIPアドレスの固定されていない方は、まずローカルIPアドレスの固定を行って下さい。
COREGA製のルータは他のルータ少し違います。
COREGA製以外のルータは、ポート開放するPCを、ルータから割り振ってくるローカルIPアドレスで指定しますが、COREGAの場合はPCの名前で指定します。
ですので、PCの名前を分かりやすく付けておくことをおススメします。
PCの名前は、【マイコンピュータ】右クリック → 【プロパティ】 → 【コンピューター名】 → 【変更】にて変更出来ます。
※変更後は再起動が必要になります。
COREGA製ルータは複数の型番が存在しますが、設定方法は概ね以下2種類になりますので、同じ型番がなくても以下を参考にしてみてください。
BUFFALO製のルータは、複数の型番が存在し設定画面も様々ですが、ポート開放の設定方法はどの型番においても殆ど同じです。
ルータにログイン後、【アドレス変換】という項目か、【ポート変換】という項目がありますので、以下を参考に設定を行って下さい。
※Yahoo! BB 光BBユニットでは、場合によってはポート開放が出来ないようです。
通常の場合は、下記設定でポート開放出来ると思いますが、もし下記設定でうまく出来ない場合は、Yahoo! BBへ直接お問い合わせください。
特殊な設定として二重ルータについて説明します。
二重ルータとは、読んで字の通りルータを2つ使用してインターネットに接続していることを言います。
二重ルータの主な使用例としては、インターネットに接続するPCが複数ある(ルータ1台ではポート数が足りない)場合や、回線環境により指定された、ルータ機能を装備したモデム(CTU、etc・・・)を使用しつつ、無線ルータを使用している。などが挙げられます。
ポート開放に失敗する例としても非常に多いのが、この二重ルータです。
このような場合にポート開放を行うには、インターネットに直結しているモデム(ルータ機能装備)とPCの中間地点にあるルータに対して、ブリッジ接続を行うか、ルータ機能をOFFにし、ハブ化すると言う設定が必要になります。
言葉で説明するとなんだか難しそうに聞こえますが、やってみると簡単です。
当サイトでは、二重ルータの代表的な例として、CTU+COREGAなどで、ルータ機能をOFFにし、ハブ化にて使用すると言う解説をしますが、このメーカー以外のルータを使用の際も、基本的な設定は同じです。
また、近年のルータにはスイッチ一つでブリッジモードが可能になるものが多々存在しますので、そういったルータをお使いの場合には特に細かな設定をしなくともブリッジモードの切り替えのみで設定不要となります。ブリッジモードに切り替えれば自ずとルータ機能がOFFになります。
二重ルータ設定後は、インターネットに直結しているルータ(下記の場合はCTU)に通常通りポート開放を行うことによって動作可能になります。