ポート開放がどうしても出来ない場合、考えられることは大きく分けて4つあります。
@ ファイアウォール設定が出来ていない。
この場合は、ファイアウォール設定を、1つずつ確認していくしかありません。
ファイアウォールは、OS、ウイルス対策ソフト、ブロードバンドルータの3つにかかっています。
まずは、OSのファイアウォール設定を無効にして、ポート開放テストをおこなって見て下さい。
OPENが表示されれば、OSのファイアウォール設定が出来ていないことになります。
失敗が表示された場合は、OSのファイアウォールを無効にしたまま、ウイルス対策ソフトのファイアウォールを無効にし再度ポート開放テストをおこなってみて下さい。それでも失敗が表示されてしまう場合は、原因はおそらくブロードバンドルータの設定です。ブロードバンドルータの設定を再度おこなって下さい。
A ポート開放出来ない環境にある。
ポート開放は、契約プロバイダより、グローバルIPアドレスが割り当てられていることが条件になります。
回線によっては、グローバルIPアドレスが割り当てられない環境もありますので、その場合には、ポート開放することは出来ません。
B ポート番号の入力間違い。
この間違いは非常に多いです。設定したOS、ウイルス対策ソフト、ブロードバンドルータのポート番号を再度確認してみて下さい。
また、そのポート番号を使用するソフトウェアのポート番号の設定を確認してみて下さい。
C 使用中ポートを指定している(重複している)。
ポート番号は0〜65535までありますが、大きく分けると3つに別れ、0〜1023、1024〜49151、49152〜65535までと分かれています。そして、0〜4951まではまでは、だいたいのプロトコルで決められていたり、ソフトウェアで使用されることが多い為、それ以前の番号を指定している場合は、他のものと重複してしまっている可能性があります。49151以前の番号で指定しなおしてみて下さい。
※0〜4951までがすべて使用不可能と言うわけではありません。